オキョア・ドキュメント

文章下手っぴマンがじっくり書きたい時に使うよ

fripSideと結びつく記憶

この曲を聴くと必ずあのことが思い出されるとかそういう現象ってありますよね。一番多いのはライブとかだと思うんですけど、それに限らず普通に色んなところで聴きまくってた時のことが自然と思い出されるというか。

 

筆者はというと、fripSideの曲を聴くたびにそういう傾向が見られます。なんか最近はYouTubeに公式が曲をアップしているので軽率に聴いては過去の思い出に浸る老人となっています。あとはmiracle luminous、sword of virgin、glow in the darknessとか持っている音源を引っ張ってきて聴き直したりとか。

…っていやこれ全部fripSide PC game compilationの に収録された楽曲じゃないですかいやだー。エロゲ曲しか収録していない知名度が低いアルバムの曲を挙げるとともに、上記曲全ての作曲が八木沼悟志氏ではなく川崎海氏というひねくれオタクぶり。でも正直言って川崎さん参加曲の方がバカ強いんだよね。

川崎さんの曲は聴けば大体「これ川崎さんのだ」って分かるんだけど同時に「つえええええ!!!!」ともなるし飽きは全く感じません。

対して八木沼曲は毎年作られてるけど、年々「使い回しじゃねーか!」ってツッコミたくなるレベルで素人でも分かる同じコード進行の曲が乱発されてる印象。しかも二期曲って年を経るごとに形骸化しちゃってて、その中で使いまわされていると「あー、またこのパターンか」と飽きを感じ始めています。

本当かよって思うなら最新アルバム「infinite synthesis 5」に収録されている「love with you」と「lightning of my heart」を聴いていただければ筆者の言いたいことが分かると思います。別にこの2曲が同じシリーズの作品ということもなければ、曲に対するイメージも違うもの(love with youはラブコメアニメのOP、lightning of my heartは中華ソシャゲのタイアップ曲)ということを考えると、特につながりもないわけで、流石に「lightning of my heart」を聴いたときにはもう限界かと思って他界しかかりました。

 

まあ過去の曲と比較してなんだかんだ言いながら、fripSideの曲を聴いてるうちはまだ自分の好きなユニットになっているんだと思います。とりわけ帰宅部陰キャラ、青春とは程遠い高校3年間ではずっと聴いていたこともあり、曲を聴くと高校時代の細かな思い出まで思い起こされるレベルで脳髄に染み込んでいる楽曲ばかりです。

明確に思い出せるのは、冬に差し掛かった雨の日、予備校から帰るバスで聴きまくった「late in autumn」「trusty snow」、受験のためと学校をサボって、最寄り駅のベンチで速読英単語を開いていた時に聴いていた「snow of silence」など。

ちなみに速読英単語については上級編とかいうクッソ難しい(単語に難しいとかあるのかは疑問ですが)緑色のやつを使っていたのですが、そこでやった単語は入試ではほとんど出なかったとかいう悲しい記憶付きです。てか、書き出してみて気付いたけど、これ全部受験期ですね。fripSideの曲を聴くことが自分の高3の頃の日常に欠かせない存在になっていたと再確認させられました。

あと、受験のために学校サボるとかいう不良ムーブについては美談でもなんでもないです…。こういうことしてたから第一志望に受からなかったんだね…。

あとfripSideで好きな曲は上記で挙げた通り川崎海氏作曲のものですが、記憶に結びつく曲ということであれば八木沼曲ばかりですね。fripSide以外でも氏が所属し作曲したALTIMAの「Backfire」が、高1の頃受験が終わる最後まで使い続けたシステム英単語をデカい本屋へ買いに行った時に聴いていた曲だったことを今でも覚えています。

「Backfire」って"オバマが到来"の曲よりも強いと思うんですけど、なんで人気でないんすかね。アルバム曲ってそういうところある気がします。ただ件の記憶からオリンピック1回分が過ぎ去ろうとしているのに、意外と覚えているものです。

 

こうしてみると、B面だったりアルバム内の一曲だったものが、自分の日常とタイアップされることで自分だけの特別な曲になっていてなんかエモいな(語彙力)。これからどういう曲が自分の記憶と結びつくくらいに聴きまくることになるかは分かりませんが、こういった"タイアップ曲"を自分の中で増やしていけたらいいなと思います。