オキョア・ドキュメント

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パワプロ12決定版の全シナリオを完全クリアした話

3ヶ月ぶりの更新らしい。

どうもこんにちは。休日引きこもり陰キャです。

最近(というかもうずっとだけど)パワプロにハマってます。それもPS2時代の作品。コレクションとしてずっと前から買い集めてたのですが、休みの日なんかに遊んでみると結構楽しい。特にやり込んでいるのはシナリオモードです。クリアできると達成感もあるし、かといって失敗前提みたいなところもあるのでむしろミスってもそこまで気にせずにできるモードな気がします。死にゲーみたいな感じかな。

で、まあタイトルにもある通りなのですが、そうこうして遊んでたら今回パワプロ12決定版の全シナリオの完全クリアを達成しました。

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そもそも完全クリア(金クリア)って何?って人もいるかもしれません。基本的にパワプロのシナリオモードは操作側が勝てばクリアなのですが、特定の条件(〇〇選手でホームラン、〇〇投手で無失点)を満たしてクリアするとこうして完全クリアになります。ただ、クリアするだけでも大変なシナリオもいくつかあるので条件を満たして、となるとまあまあ難しいんですよね。

私はゲームは好きですがやるのは不得手で、唯一人並み程度にできるものが野球ゲームでした。なので今回こうして難しい条件も満たしてクリアできたことはちょっぴり自信になった気がします。

これまでもシナリオモードは遊んできましたが、基本的にクリアできれば良いでしょと思って今まで完全クリアにはこだわらずやってきました。しかし、今回の12決定版に関しては条件を簡単に満たしてクリアできるものも多く、序盤から完全クリアを連発。半分辺りが終わったところで中途半端にノーマルクリアのシナリオがあると気持ち悪いな…と思ってしまい、今作品だけはオール完全クリアにこだわってやりました。途中で諦めそうになった時もありましたが、なんとか完全クリアできてよかったです。

以下は攻略情報含めた全シナリオの所感とプレイ記録です。需要は…これからパワプロ12決定版をやろうとする一部の物好きくらいかしら。

 

広島 そして2000本 難易度☆

完全クリア条件:野村謙二郎の第2打席でヒット

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野村謙二郎さんで2000本目の安打を打つシナリオ。試合結果に関わらずヒットを打った時点で成功になります。第2打席(シナリオ開始直後)で打てなくても失敗にはなりませんが、そのまま試合が続いちゃうのも怠いので打てなかったらやり直し推奨。自分も名誉打撃苦手部員(?)なのでたかだかヒット打つだけなのに3回やり直してます。でもまあクリアするだけなら全然難しくないです。

 

東北楽天 絶望、希望、歓喜 難易度☆☆☆☆

完全クリア条件:大島でサヨナラヒット

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個人的には逆難易度詐欺だと思ってるけど、世間的には難易度通りの難しさがあるっぽいです。3点ビハインドの9回裏から始まりますが、ノーアウトだし今作品は打高だし相手投手の横山道哉さんもそこまで厄介な投手でもないと思うので、真っ直ぐにヤマを張ってミート打ちで繋いでいけばすんなりクリアできちゃう気がしてますが果たして。ただ、楽天1年目で打線は弱いので打ちづらさはなくはない。それに完全クリアに不可欠な大島公一さんなんて弾道1なのでサヨナラ狙った時に下手すると内野ゴロになってしまう可能性なんかもあるかもしれない。

ちなみに史実では大島公一さんが適時三塁打を打って球団史上初の逆転サヨナラ勝利をもたらしていたり。三塁打まで要求されてたらコントローラー投げてたと思う。

 

巨人 ニューヒーロー誕生! 難易度☆☆☆

完全クリア条件:西村がタイムリーヒット&8回を投げ切る

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完全クリアの条件に戸惑ったシナリオ。普通に回の先頭打者の攻撃から始まるので、野手陣でチャンスを作った上で西村健太朗さんでタイムリーを打たなきゃいけない。打高なので打てないことはないけど、普通に抑えてもノーマルクリアだったので何回かやり直す羽目になりました。

でも西村健太朗さんのWikipedia見に行ったら確かにこの試合で8回2失点&プロ初安打初打点の適時二塁打をマークしてプロ初勝利を手にしているらしい。史実通りってことなんでしょうね。タイムリーを打った後は青木岩村ラミレスリグスのいるヤクルト打線がなかなかに強力なので注意しつつというところ。

 

北海道日本ハム お立ち台男の花道を飾れ  難易度☆☆

完全クリア条件:田中賢介(弾道2 ミートFパワーE)でライト方向にサヨナラ2ラン

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クリアするだけならこの難易度でしょうね。クリアするだけなら。同点の10回裏2アウト1塁から始まるので外野を抜ける当たりを打てば広い札幌ドームなだしサヨナラは余裕だと思います。

が、完全クリアで要求されてるのはサヨナラ2ランなのですよ。それもまだレギュラー定着前の田中賢介さんで。調子が絶好調になってるとはいえクソデカドームで弾道2ミートFパワーEの能力で普通にホームラン打てるわけないんですよね。

こういう弾道低い選手でホームランを打つ攻略法としては落ちる球を狙うこと。特に走者がいる場面だと変化球は多投される傾向にあるので、相手投手である薮田安彦さんのチェンジアップだけ(もしくはフォーク)を狙って仕留めるほかないです。高めならなお良し。真っ直ぐ狙ってのホームランはパワーのある選手でないと厳しいのかなと思いました。ホームランの方向指定もありますが、能力的に引っ張った当たりでしか打てないと思うのでそれはそこまで意識しなくても良いはず。

記録上はこれが一番完全クリアに回数かかったシナリオになりました。ただ一番驚くべきなのは、史実でも実際に田中賢介さんがサヨナラ2ラン打ってること。シナリオとして選ばれるに値する劇的な試合だとも思うし、本当に凄いなって思います。

 

ヤクルト 連続サヨナラなるか!? 難易度☆

完全クリア条件:ユウイチでサヨナラヒット

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打てば良いので正直あまり覚えてなかったり。ただ、解説文見る限り前日は青木がサヨナラホームランとのことだったので結局この試合も青木で決めるんかな〜と思って打ったらノーマルクリアだったので、あれ?とはなりました。素直に開始直後に打席に立ってる松元ユウイチさんでサヨナラヒットを打てば完全クリアです。

 

オリックス プレーオフに食らいつけ! 難易度☆

完全クリア条件:村松でサヨナラヒット

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これも打てば良いやつ。なんですが、1点ビハインドの9回裏2アウト満塁から始まるので凡退した時点で試合終了。難易度低いとはいえ打撃苦手部員にとってはなかなかプレッシャーかかるシナリオでした。とはいえ開始直後から村松有人さんな上に結構ミート大きいのでそこまで打つのに苦労しないはず。外野を破る当たりを打てばもう完全クリアです。一応1年目のオリックスプレーオフ争いしてたのね。

 

横浜 出るか160km/h超え! 難易度☆☆☆

完全クリア条件:クルーンが161kmを計測し無失点で抑える

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マーク・クルーンさんの日本新記録を取り上げたシナリオ。確かに当時からすると凄い記録だけど、他に良い試合なかったのかな。というのもこれ、おそらく試合終了で終わるシナリオで唯一引き分けで終わる試合なんですよね。無失点で抑えても引き分け!って言われてクリアしてもモヤモヤしました。

攻略法としてはどこかのタイミングでボタン連打して真っ直ぐを投げればOK。161km/hが出れば良いので、打たれるのが怖かったらボール気味に投げても大丈夫だと思います。というかこれ今気付いたけど難易度☆☆☆なのね。首位阪神相手+完全クリアの分かりづらさが故なのかしら。1イニング抑えるだけだから全然難しくなかったけどなあ。

 

西武 叫べ勝利を 若獅子よ 難易度☆☆☆

完全クリア条件:後藤でサヨナラヒット

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いかにも難易度☆☆☆って感じのシナリオ。2点ビハインドの9回裏から始まりますが、ミート打ちで繋いでいけば特段困ることはないかと思います。とか言いつつ完全クリアまでに11回かかっているので偉そうなことは言えないんですけど。ホークスは打ち込まれてくると吉武に代えて三瀬を出してきますが、逆に西武打線は右打者が多いのでかえって打ちやすくなる印象はありました。

一番ビビったのはいまだに現役のおかわり君とナカジが6,7番打ってたことですかね。

 

中日 岩瀬流で大魔神越え 難易度☆☆

完全クリア条件:岩瀬が無失点で抑える

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振り返ってみたら難易度低いのばっかじゃねぇかこの作品のシナリオよぉ!いや、でもオール完全クリアなら流石に頑張った価値があるはず。現に完全クリアは鬼条件のもの結構あったし。ちなみにこれは簡単すぎて内容全然覚えてません。確か岩瀬仁紀さんが広島相手に3点リードで登板するシナリオだったような。なんか3つアウト取ったら完全クリアになってた記憶しかありません。ただ調べた限り、完全クリア条件も無失点とかセーブが付けばいいとか、色々情報が錯綜してました。まあでも全盛期の岩瀬仁紀さんだし、余裕で終わると思います。

 

福岡ソフトバンク 日本記録の壁 難易度☆☆☆

完全クリア条件:斉藤が完投

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史実では負けてしまい、斉藤和巳さんの連勝記録がストップしてしまったので史実ひっくり返す系のシナリオになります。6回裏1アウト1,2塁から始まるとはいえ1点ビハインド、開始直後からピンチを抑えられないとクリアすら危うくなります。7回表からの攻撃もJPから代わった絶好調状態の加藤大輔さんの最速155km/hの真っ直ぐと鋭く曲がるナックルカーブのコンビネーションはなかなかの初見殺し。

一応ホークス打線は全体的にかなり強力なので点差を保てば逆転可能だとは思いますが、完全クリアに向けて一番問題なのは8回辺りでスタミナ切れを起こしてしまう斉藤和巳さんを完投させなきゃいけないこと。1,2点のリードだと、終盤オリックス打線に打ち込まれて再逆転を食らう可能性も大いにあります。変化球を多投しないなど、スタミナの消費を抑えつつリードを広げていくことも考えながらやる必要がある感じです。

 

阪神 ムチャクチャしたれ 難易度☆☆☆

完全クリア条件:久保田が最後まで投げ切る+中村豊(弾道2 ミートD パワーE)が11回表に勝ち越しホームラン

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2005年の阪神優勝を語る上で外せないエピソードということもあって、製作陣の気合いが感じられるシナリオでした。なので、私も気合を入れてこのシナリオについて書いていこうと思います。

なんせ、どんでんがマウンドに行って檄を飛ばした直後の9回裏1アウト満塁の場面から操作開始。打ち込まれたら即シナリオ失敗な上、絶好調状態になっている弾道2ミートDパワーEの6番打者・中村豊さんで史実通り11回表に勝ち越しホームランを打たないと完全クリアにならないというシリーズ屈指の縛り付きシナリオですから。

ということで、完全クリアを狙うなら1番から始まる10回表の攻撃は下手に打順を進めちゃいけないし、かといって裏の守りで久保田智之さんが打ち込まれたら結局サヨナラで失敗するので全く気が抜けないんですよね。そして11回表にようやく中村豊さんで打っても、その裏はスタミナ切れ状態の久保田智之さんで強力中日打線を抑えないといけないという。どう考えても完全クリアに関しては、前述の日ハムシナリオ「お立ち台男の花道を飾れ」以上の難易度だと思います。

ちなみに私は始めて数回目に中村豊さんで満塁ホームランを打ち、完全クリア楽勝やんけ!と思って最後までクリアしたものの、10回表に打ってしまったことでクリアの文字は金色になっておらず、無事発狂しました。

攻略法としては、まず9回から登板してる久保田智之さんが11回まで投げ切れるように、真っ直ぐ中心で攻めるなどして、なるべくスタミナの消費を抑えながら投げていくことが重要。中村豊さんのホームランに関しては、こちらも「お立ち台男の花道を飾れ」同様に落ちる球を狙っていきたいところ。相手投手の平井正史さんもフォークを持っているので、これにヤマを張って強振することがナゴヤドームかつ弾道2パワーEの選手でまともにホームランを打つ唯一のやり方になるかなと思います。また、「お立ち台男の花道を飾れ」と同様に、走者を置いた場面の方が変化球を投じる割合が増えるはず。史実通りではないですが、中村豊さんの前に走者を出しておくことでフォークを来やすくすることもできるかと思います。

とはいえ完全クリアを目指してやると、11回表の中村豊さんの打席で打てなかったら9回裏の守備からやり直しになるので、戻し作業がクソほど怠い。記録上37回で完全クリアできたことになってますが、ノーマルクリア含めてセーブしてなかった分もあったので、実際はこの倍はやってると思います。加えて、完全クリアするために相手投手を平井正史さんにして絶好調中村豊さんでフォーク打ちの練習までやったりもしました。ここまでやり込んだものは初めてだったと思うし、精神を擦り減らしてやってたまであると思います。もう二度とやりたくないシナリオランキング1位でも良いかもしれません。コンマイは悔い改めろ。

 

千葉ロッテ 首位への希望ある限り 難易度☆☆☆☆☆

完全クリア条件:高木が8回表から最後まで投げ切る

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ラストは7回裏から6点差を逆転するシナリオ。史実ではそのまま負けたので、史実をひっくり返す系のシナリオです。先ほどの「ムチャクチャしたれ」の完全クリアがキツかったのもあって、こちらの方が難易度が上にも関わらず簡単に感じてました。といいつつ、結局打撃苦手部なので20回やり直してるのですが。

打撃陣は完全クリア条件に絡んでこないので、とにかくミート打ちで後続に繋ぐことが攻略の秘訣。右打者なら右中間、左打者なら左中間に弾き返すイメージで高めのボールを捉えていくと繋がりやすいです。セーブシチュエーションになると登板してくる馬原はかなり打ちづらく、連打は期待しづらいので、馬原が出てくる前の9回裏までに登板する三瀬、神内、吉武、岡本(大体この順で登板してくるものと思われる)の4投手がマウンドにいる間にリードを奪っておきたいところ。それと8回表開始直後は完全クリア条件である高木への交代を忘れずに。

 

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というわけで、パワプロ12決定版のシナリオを振り返っていきました。やはり完全クリアは気持ち良いものですね。次回は………未定……(今回めっちゃ疲れたので)