オキョア・ドキュメント

文章下手っぴマンがじっくり書きたい時に使うよ

飛田新地行って童貞卒業できなかった話

タイトルの通りです。

卒業に向けては論文っぽくまとめようと思って、前書きのところは下書きできてたんですよね。今思えばこれがVやねん!となった原因だったかもしれません。

まあでも今の自分の気持ちとかは書いておきたいかなと思って、辛いけど書きます。多分自分の中では風化させたいがさせてはいけない出来事にはなったので。

 

まず、当日の流れですが、神戸観光した後に行きました。神戸ではFateの聖地とかも見ておおこれがあの…ってな感じで凄く楽しめました。

元々この旅行2日目に時間をつくって行くつもりではあったのですが、初日に京都、2日目に神戸観光を行って足回りがかなりダメージを受けて…体力的には不安あった感じでした。

まあそれでも一回ホテル戻って、息子に「いけんのか?」と色々確認したらまあ大丈夫そうだなということで予定通り行ったわけです。今思えば杞憂だったし、全然元気じゃんお前ってな…

で、いざ行ってみたのですが本当に可愛らしい、美人な女性ばかり。手を振られ声をかけられ、街中歩いていてこんなことって一生ないだろうなと首を右に左に振りながら回ってたのですが、まあ決められない。だって初体験の相手。そりゃ簡単に結論も出ないし冷やかしのつもりなどなかったですが、グルグルとするしかありませんでした。

 

1時間ほど回ってた中で、ある店の嬢が目に留まりました。美人というよりは可愛い系で、女性声優などオタクでもわかる範囲で似てる人は…と言いたかったところですが、残念ながら人の顔の特徴を形容するのが苦手な私には無理な話。目が二重で白いワンピースを着てたので、ここからは読者各々のご想像にお任せします。

 

で、まあ「すいません、お願いします」と声をかけると、すぐさま後ろにある階段の方へ案内されました。結構グルグルしてたので自分の姿が何回か目に入ってたんでしょうね。「結構悩んでました?」と開口一番声をかけられました。「そうですね…」みたいな感じで返したと思います。それと、別にこの時点でビンビンってわけでもなかったのでちゃんと勃つかな…とここではその心配の方が大きかったです。

階段を登ると部屋へ行き、お茶と菓子が出されてから会話パートへ。大きめのリュックを背負ってたところから、何の荷物が入っているのか?どういう目的で?今日はどこ行ったの?と会話が深ぼられていきました。

そこで、会話がひと段落ついたころ、「じゃあそろそろ」ということで、予定していた30分21000円のコースにしてお金を渡しました。そうして、お金を受け取った嬢が部屋を出たのち戻ってくると、すぐさま照明を暗転させてお着替えタイム。ここで、嬢の体にタトゥー(まあまあデカい)があることが判明しました。白ワンピ着てたし清楚の可愛い系かと思いきや、これはちょっとびっくりしました。けど、今思えば特に影響はなかったね。

ここでようやく布団に仰向けになってローションとゴムを付けられたんですけど、振り返ると結局ここが一番のハイライトでしたよね。

グッ、っと人生で初めてのゴムが口で付けられ、吸われるように調整されたその瞬間、私は果てたのですから。

でもまあ、もういっちゃいました、なんて言えず、とはいえバレるのかなと焦りながら思いを巡らせていたんですけど、向こうは勃ってくれないと思ったのか、ローションを付けながら上下運動を頑張ってくれていたんですよね。

こっちもなんとか応えようとして、スピード復帰しようと努めていたのですが、そんなすぐには無理な話。まあ出ちゃったものは仕方ないし、不意打ち的な感じもあったし、なにせ30分枠があるわけで、2〜3週間禁欲もして臨んでたので時間内には復帰できるのでは?とここは切り替えていました。

そうしてローション(と白濁液)でベトベトになったゴムを変えてもらい何分か、フェラと上下運動をされてると、2度目のチャンスが来たのです。最初ほどではないけど中途半端にいい感じ、ゆっくりやればそれなりになるのでは?ってレベルでした。そこで、気持ち良くなりかけてるこの段階で中断してもらおうと思って「あ、もういきそうです」って言ったのですが、上記の通りそんなにガチガチではなくて。もっとしっかりしないとということでさらに嬢の動きの勢いが増し、今度は我慢しようとしましたが、また私はバーストしたのです。

流石にこの短時間で久々に2発出したらこの後は何分あろうが無理でした。途中で騎乗位から正常位への切り替えも提案されましたが、当然童貞に挿入場所など分からず(しかも暗いからなおさら)、「あっ、やっぱり上に乗ってもらう方が…」と声をかけて元に戻るので精一杯でした。そうして、なかなか勃たずにこっちも「すいません」、向こうも「いやいや…そんな…緊張しないで…」とのやり取りが何度かなされましたが、まあ状況は変わらず。残り10分の時を告げるファミマの入店音と同じ音楽のチャイムが流れてからも、もう一度ゴムを変えてひたすら上下運動が続きましたが、この時点で既に諦めモードで、試合終了してました。最後も跨ってはもらいましたが、こっちもこれじゃ中折れするなと思うくらいだったし、向こうもこれじゃちょっとって感じで、「うーん、時間来たしダメかな…ごめんね…」って言われて私の30分21000円が終了しました。

その後終わってから「実はこういうことも初めてで…」みたいなことをはっきりと告げました。嬢は「まあ初めてなら勃たないこともあるけどなぁ…」と案じつつ、「もしかして最初ちょっと出てた?」と聞いてくれました。「聞くの悪いかなと思ったんだけど…そうだったんだ…」みたいなことを言われた気がします。

もうなんか正直終わった瞬間からはあんまり記憶なくて。残ってたお茶を飲んで、これが噂のキャンディーかとキャンディーだけポケットに突っ込み、階段を降りながら「明日はどこへ?」「競馬行こうかなと…」「阪神競馬場とか?」「そうですね…」みたいな会話をしたところで退店。消し去りたいけどきっと忘れることのない出来事がここに完成したのです。

 

でまあ、振り返ってみると、まずは上手い人のフェラはやばいなと。この際話すと、実は口でされた経験はあったのですが、その時はまああんまり気持ち良く感じることができず、結局手でフィニッシュしたことがありました。それを考えると凄い人だったな、と。過去の経験とは全然違いましたね。自分でシコった時よりも刺激が別モンでした。

 

まああとは、早すぎたねって。これしかない。膣内射精障害とか、もう手でしか無理で膣圧とかじゃ無理だろうとか、色々考慮してたけどそんな心配を早々に吹き飛ばしてくれる2連発。2万する高級ピンサロ行ったのかと錯覚するこの結果。ただ、今回は仰向けでしてもらって足ピンを誘発する状態だったということ、人にゴムを付けて勃たせてもらってたわけで。違う体勢なり、自分でゴムを付けるなりすれば多少対策できるかもしれないですが、あくまでも可能性の話であって。結論はあんまり変わらないような気がします。後者の対策に関しては風俗じゃ無理な話だし、どうしようもないですね。

今回の件では、なんか逆に悟りじゃないですけど、仮に不埒な気持ちを持ったとしても結論がこの早漏バースト体験に行き着くわけなんだから、もうこれからは下手にそういう性的なことを意識しなくなると思いました。自分の中にわずかばかりでもあった不埒な気持ちが消え去った上で、もう二度とそんなことを思わなくなる呪いを背負ったな、とまで解釈しています。それくらい今回のショックは大きい。これを自分の身をもってわずか30分20.1kで得られたことを悪いことではなかったと思って生きるしかないんじゃないかな。

 

少なくとも普通の風俗の流れが無理だったということで次はきっとないし、自分に行き止まりのような存在があることを知った以上、もうこういう不埒な気持ちは持ちませんし、持てません。
事実上の去勢、ということでこの駄文を締めたいと思います。

 

終わった後に渡されたアルコール消毒のベタベタした感覚とともに、1日の終わりにと思って三宮で買ったモロゾフのプリンを食べながら。終