オキョア・ドキュメント

文章下手っぴマンがじっくり書きたい時に使うよ

漫画雑誌のアンケート

以前こんなことをツイートした。

2018年の1月号からまんがタイムきららMAXを買い始めて正確には4年と半年ほど。単行本を買ってたごちうさきんモザが毎月読めて、近所のTSUTAYAで定期購読に申し込むとポイントが5倍つくといったところから、人生で初めて月刊誌を毎月買うようになった。

それからは定期購読し始めて1年ほどで近所のTSUTAYAは潰れて、新宿のゲマズで買うようになったもののそこも昨年閉店し、今ではアニメイトとらのあなに毎月足を運ぶなり通販で頼むなりして手に入れている。4年も経つと作品のラインナップもかなり変化していて、購読し始めた2018年1月号から連載している作品はごちうさこみっくがーるず!の2つだけ。きんモザステラのまほう!もみんな終わっちゃったな…

と、思い出に耽ていたが、もう4年以上毎月買っているにもかかわらず、私は一度たりともこの雑誌のアンケートを送ったことがない。

綺麗事を言うなら、「自分が読まない、面白くないと思った作品にもファンがいて、作品に貴賎をつけたものを編集部に伝えるのは気が引ける」ということに自分の中ではしていた。編集部だって面白くない作品を連載してるつもりなんてないだろうとも思っていたし。だが実際は上記ツイートにもあるように、ただただ毎月読んでは切手とかハガキを用意するということがとにかく面倒臭かったのである。

もちろん、アンケートが送りやすいものなら、毎月送っていると思う。懸賞企画もあるし(毎月当たるものでもないので送ったとしても全く期待してないけど)、そのまま継続してほしい連載作品の感想を伝えるためにも、毎月買ってるなら出した方がいいに決まってる。それに、きららではゲスト掲載→連載という形で、まずは一度読み切りで載せてみてアンケートで好評ならそのまま連載が決まるパターンがほとんどである。そして、きららMAXの場合はそういったゲストや読み切り作品が多い時には掲載作品の半分近くを占めている(連載作品ばっかじゃないので途中からでも読みやすくてその分手に取りやすい月刊誌とも言える)。つまり、数多くのゲストの中で自分のお気に入り作品が連載を勝ち取ってほしいことを伝えるという点においても、アンケートを送るしかないのである。

ただ、ここまで大事なことだと分かっていてもアンケートを出すのに重い腰が上がらない。そもそも、年賀状ですら出さなくなってきているこの世の中で、切手なりハガキって常備してありますか?と。アンケートのためだけにコンビニか郵便局行かなきゃいけないって怠すぎるだろうよ…。

それにこれはきらら全般に言えることだが、アンケートを出すために雑誌の一部を切り取らなきゃいけないということにも凄く抵抗感がある。きららのアンケートは雑誌の一番後ろに漫画と同じ紙質で印刷されている。一応漫画本編にはかからないところではあるし、コピーしたものでもいいとは書いてあるけれども、後ろであれ本を傷付けるのも気が引けるし、コピーしたとてそれを切り抜いて貼り付けて…ってこれも結局のところ面倒臭いという。

正直言ってスマホかパソコン持ってない人なんてこの現代社会にはほとんどいないわけで、雑誌ごとにシリアルナンバー付けてそれを入力するとアンケートが送信できるという方式が一番適しているだろう。ただ、これだと雑誌1冊ずつにシリアルナンバーを振るわけで、そのコストが価格に転嫁されそうな気もする。それに懸賞も兼ねてるとなるとガチ勢はハガキの装飾にも拘ってそうだし、完全電子化だとやり方が変わってしまうのでそれなりに抵抗感が出てくるのかなという印象。あとはハガキの方が自分の字で書けて想いが伝えられる、伝わるっていうことも分かるけど。

あとは、雑誌によくある料金後納郵便のハガキを付けるとか。でもこれも送られた側が切手分の料金をまとめて支払うわけで、アンケートにかかるコストが出版社負担になるとなかなか厳しいのかなと思ったり。それにわざわざ漫画を掲載してるところにハガキを封入するのも場所を選びそうで一工夫必要だろうし、なかなか難しそう。

そうなると、シリアルナンバーを付けつつ投稿者側がクレカとかでいくらか支払うような有料電子アンケートにするとか?(めちゃくちゃ)

これ、アンケート回答者への特典として各号の表紙絵の画像をダウンロードできるなら割とアリだと思っているけどどうだろうか。実はゲーマーズできらら系の雑誌を買うと先着特典として表紙絵のブロマイドが封入されているのだが、残念なことにそのゲーマーズの実店舗が少なくなってきてる。直近で言うと、東京だと立川店、新宿店、関西では神戸三宮店、梅田店が閉店している。もちろんオンラインでも買うこともできるのだが、定価380円のきららMAXだけを買うと、配送方法が宅配便しか選択できないこともあって送料も合わせて1000円を超えてしまう。いくらブロマイドのためとはいえこれだけかかってしまうのであれば、オンラインで買うのがバカらしく思えてくるわけだ。なぜ、新宿のゲーマーズが潰れた後、そのままオンラインで買わずにアニメイトとらのあなで買うようになったのかの理由はここにある。

そこで、表紙絵を店舗特典として配布するほかに、画像も別の方法で配布してはどうかということで、電子有料アンケートの回答者全員特典で表紙絵をダウンロードできるようにすれば対価としてはちょうど良いんじゃないのかと思ったのである。懸賞にも応募したいガチ勢については自慢の装飾を施したハガキでもアンケートに答えるようにして、Webとハガキどちらからでも送れるように両立させておくのも悪くないんじゃないかと思われる。

いずれにせよ、アンケートを送る方式がなんとかなればもっと多くの人からアンケート送ってもらえるのでは。と、一度もアンケートに答えたことないオタクがつらつらと書いてみましたとさ。

HP Chromebook x2 11を1ヶ月ほど使ってみた感想・レビュー

先々月、3年ほど使っていたMacBookAirが突然立ち上がらなくなりました。

結果としては、Apple Storeに持ち込んでOSの再インストールをしてもらったら3日ほどで直って返ってきたのですが、当初は2〜3週間の修理期間が想定されていて、期末テストやレポート期間直前に故障したこともあって代替機を購入しておくことになりました。

そこで、Macは代替機としてはあまりにも高すぎるし、Windowsも今あるデスクトップで十分、せや!修理に出したMacBook Airが直った後も代替機はゴロ寝PC兼タブレットに使いたいしChromebookにしたろ!!!ということで、キーボード着脱式でスペックが比較的高いHP Chromebook x2 11を購入しました。

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ということで、今回は大体1ヶ月ほど使ってみて個人的に良かったところ、思いの外クソだったところについてそれぞれ取り上げていきたいと思います。

では、まずは良かったところから。

①動作がサクサクしてる

MacWindowsを差し置いて、Chromebookを選ぶべき一番のポイントが動作がモッサリしないところ。動作面でイライラすることはありません。爆音でモーターが回っていたMacBook Airよりも静かなのも素晴らしい。セキュリティも自動アップデートで勝手にやってくれますが、どこかのWindows Updateとは違って急にかましてくることはないので、その点でも安心して使えます。

Linuxが使えて機能を拡張できる

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MacWindowsから入って、いきなりLinuxに手を出すのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、Chromebookではちょっと正規の設定をいじればLinux環境が簡単に構築できます。Androidでは入れられなかったアプリも入れることができ、非常に便利です。私は大学の授業でプログラミングをすることがあるのでLinux版のVSCodeを入れています。他にも画像編集ソフトのGIMPやOffice互換ソフトのLibreofficeなども入れられるみたいです。

③デタッチャブル


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キーボード着脱式を選んだのは正解でした。寝っ転がって腹の上にこれを置く時、キーボードがあると面積が取られて邪魔なんですよね。逆にプログラミングとか文章を打ってる時は間違いなくキーボード必須なので、使い分けできるのはありがたいです。あと、キーボードも本体にくっ付けると若干角度がつくタイプなので、個人的にはこの点もポイント高いです。

 

はい、良かったところはこのくらいです。次に思いの外クソだったところについて取り上げます。

①AndroidOSが中途半端

買ってみて一番予想外だったところです。

ChromebookのOSはChromeOSなのですが、一応Androidも搭載されています。そのため、Playストアからアプリをダウンロードすることができます。HP Chromebook x2 11はAndroid9を内蔵しており、CPUもQualcomm Snapdragon 7cというスマホ向けのものなので、Androidアプリはかなり動きやすいです。

しかし、そうは言っても主役はChromeOS。完全なAndroidOSではないのでPlayストアからダウンロードできないアプリもまあまああります。例えばGPS機能が搭載されていないのでポケモンGOはダウンロードすらできません。最近登場したクローンアプリのislandも仕事用プロファイルの仕組みがAndroidOS上にないので無理でした。あと、NHKプラスもダウンロードできなかったのは個人的に一番驚きました。ダウンロードできるけど起動できないものでいうとMicrosoft Edgeくらいですが、これは基本的にブラウザはChromeで事足りるだろうし、EdgeのパスワードをChromeに転用できる拡張機能もあるのでそれを使えばそんなに不自由はないかと思われます。

で、AndroidOSではアプリのファイル(いわゆる野良apk)を使って、Playストアを経由せずにアプリをダウンロードするということができますが、Chromebook全般ではapkからのアプリダウンロードができないんですよね。Androidアプリをダウンロードするためには原則としてPlayストアを経由しないといけないという仕様になっていて、これに関しては正直ムカついたし、大誤算でした。

一応、デベロッパーモードにするかLinux環境のADBデバッグ機能を有効にするかのどちらかを行えばapkからのダウンロードもできなくはないのですが、これはこれで非常に面倒臭いです。前者であれば起動時に毎回デベロッパーモードだけど大丈夫?みたいな表示が出るし、どちらも機能をオフにする時には必ず本体が初期化されるというクソみたいな仕様なのでなかなかリスキーなやり方になってしまいます。

一応、NHKプラスなどのWebサービスに関してはブラウザのChromeにあるショートカット機能を使ってアプリっぽく使う方法はあります。

よく利用するウェブサイトはChromeの機能でアプリ化してしまおう! | Tanweb.net

上記の手順をNHKプラスのサイトで実行すると、アプリ一覧にこんなNHKプラスのアイコンが出現するようになります。

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ここからブラウザアプリのChromeとは別にChromeAPIを使って起動することができます。

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右上にアプリ情報とかChromeで開くボタンが出ているように、ブラウザとしてのChromeとは別の形式で開かれていることが分かるのではないかと思います。

これを見ると、ChromeOSでのWebサービスは基本的にChromeで全部やれということなんでしょうかね。

②まあまあ重い

本体が単体だと560g、付属のキックスタンドとキーボードを合わせると1.03kgということでちょっとタブレットにしては重いかなと。出先に持って行くときなんかだと普通にノーパソを持ち歩いている感覚ですし、ノーパソより画面が小さいだけに余計に重さを感じるかもしれません。

③キーボードが窮屈に感じる

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この手のパソコンあるあるなんですけど、キーボードに難ありです。特に右側にいくにつれてキーの大きさが小さくなりすぎでしょ。特にエンターキーとか。キーストロークは特に問題ないのですが、キーの大きさや配列、間隔はちょっと窮屈に感じてしまいます。一つズレたキーを打っていたなんてこともよくあります。ただこれに関してはモバイルPCでも生じる問題ですし、買う前から分かっていたのですが…使ってみると不満を言いたくなるレベルでストレスが溜まります。

④純正のタッチペンが別売

このHP Chromebook x2 11には専用の純正リチャージャブルUSIペンがあるのですが、これ別売なんですよね。価格は10,780円。本体とセットだと30%OFFになるみたいですが、それでもちょっと…ねぇ…?

対抗に挙げられるLenovo ideapad duetはタッチペンが付属しているだけにこれはかなりマイナス点。しかも海外版だとこのタッチペンが付属していて、日本版だけこんな仕打ちらしい。日本人はどこの業界でも食い物にされるんか?()

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ちなみにタッチペンの書き心地はかなり良いです。しかも本体右側面にある強力なマグネット部に付けるとそのままくっ付いて充電できるので、その点でも非常に便利。わざわざお金を出して買って良かったとは思いますが、他の製品と比べると損をしたようにも感じると言ったところでしょうか。

同じ純正タッチペンのオプションではリチャージャブルじゃない普通のUSIペンもあるのですが、こちらは電池交換式でマグネットこそ付いているものの本体の側面に付けると斜めについてしまうらしい。たまにこのリチャージャブルじゃない純正USIペンが無料で付属するキャンペーンもやってるみたいですが、ここはお金を出してリチャージャブルの純正タッチペンを選択した方が100万倍良いです。電池交換の手間も省けるし、何よりちゃんと本体に真っ直ぐひっつくので。

アーキテクチャがARM64

①とも関連する話なのですが、Androidスマホに相性の良いSnapdragonのCPUを搭載していることもあって、アーキテクチャスマホでよく使われるARM64なんですよね。

アーキテクチャってのはCPUの仕様とか設計、ルールみたいなもので、CPUがどういう風に動くかを決めるものです。そのため、アプリの仕様もこのアーキテクチャに依存することになります。

ただ、Linuxのアプリを入れるとなると、このARM64がかなり足を引っ張ります。そもそも他にLinuxでARM64のアーキテクチャを持ってるものとなると、あとRaspberry Piくらいしかないんですよね。つまり、Raspberry Piに対応しているLinuxのアプリを探すことで、ARM64版のChromebookに対応しているものも見つけられるいうことです。でも、これが思いの外少なすぎる。Linuxといえども基本的にはAMDAMD64やIntel64のみに対応しているアプリばかりです。メジャーなところで言うとMicrosoft EdgeAMDIntel製CPU向けのみで、ARM64には対応していないのでインストールできませんでした。また、LinuxWindowsソフトが動かせるようになるWineについてもARM64には対応していないので入れられないです。ただ、ARM64版は先述の通りAndroidアプリがよく動くので、わざわざLinuxを使わなくても済むっちゃ済むんですけどね。なので、結局のところ、ARM64版のChromebookに入れられるLinuxアプリとなるとAndroidアプリでは代用できないもの、具体的には良かったところの③で挙げたVSCodeGIMPLibreofficeくらいになるかなと思います。

AMDIntel系のCPUを搭載しているChromebookであればLinuxもフルで使えると思うので、Linuxにもガッツリ触れたい人はそっちを選んで、どうぞ。(でもそれならもうWindowsMac買った方がいいと思います)

 

まあ色々言ってきたんですけど、買いかどうかで言うとLTEモデルでサブPCなら買いかなというレベルですかね。あくまでも、WindowsMacのデスクトップ環境が整っている上で買うなら悪くない選択だと思います。

私がLTEモデルを買ったときはオプションの純正リチャージャブルUSIペンと合わせて6万円ほどでしたが、これでギリギリかなって感じです。今は本体だけで7万円ほどになってしまったようですが、それだったら買ってないでしょうし、WiFiモデルを選ぶのであればideapad duetなど他の機種の方ができることも増えるのでそちらの方が良いのではないでしょうか。

LTEに関してはまだ使ったことはないので、買って良かったところからは外しました。他のパソコンとの差別化も図れて、出先でも使えるようになるので、将来的には導入したいなと思っています。

また、アプリに関しての補足としては、たまたま私が使おうとしていたアプリがことごとくダメだっただけで、基本的にほとんどのAndroidアプリは入るでしょうし、ちゃんと動作するはずです。配信サービス系もNHKプラス以外はフルHDでの動作確認が取れてるらしいです。

【レビュー】HP Chromebook x2 11:動画配信サービス編~ 対応画質を確認。Amazonプライム・ビデオ、Netflix、Hulu、DAZN、Disney+ | GAPSIS

仮にアプリが入らなくても、思いの外クソだったところの①で紹介したChromeAPI経由で起動するやり方に従えばアプリっぽく使えるのでそこまで不自由はないかと。ゲームに関しても、上記で挙げたポケモンGO以外だと動作しないものはないんじゃないかなと思います。

呪いのファン

なかなか良いタイトルが思い浮かばず、物騒なタイトルになってしまいました。どうもこんにちは、オキョアです。

本日、サンディエゴパドレスのフェルナンド・タティス・ジュニアにドーピング違反で今季から80試合の出場停止処分が下されました。

タティスのプレーをきっかけにパドレスを追いかけるようになった自分にとってはあまりにも複雑で、辛すぎるニュースでした。マイナーの試合にも出てて復帰間近と期待していたのですが。

とはいえ、今年ここまで自らの不注意で招いたバイク事故による骨折でプレーできていなかったので、タティス抜きのパドレスが来年まで続くだけかと受け入れられてる自分もいます。そもそもこんな若い時からお薬野郎は救いようがないし、今回の件はタティスが全面的に悪いとしか言えません。14年契約を結ぶほどチームの中心として期待されてもいたし、活躍し続ければフランチャイズの英雄、殿堂入りもあったはずなのに、今後はプレーし続ける限り一生ステロイド野郎の汚名がまとわりつくことになるでしょう。嘘だと言ってよ、タティース!

 

で、今回の一件がタイトルとどう関係があるのかというと、私が応援するプロ野球選手には割とすぐに高確率で何かしらの悪影響が出てくるということ。具体的にはグッズを買った後に、という感じです。もうこれずっと前から、振り返れば小学生の頃からなんですよね。それに、割と真剣に活躍を願った上で買ってこれなのでネタでも何でもないという。

そりゃあ、いつまでも安泰で好調な選手などいないでしょうよと言われるかもしれませんが、円満な形でない退団や引退は当たり前、怪我、不祥事など発生することが多々あるのです。

今回のタティスに関しても、パソコンのデスクトップをMLB THE SHOW21で採用されたタティスの画像に設定するとともに、アメリカからわざわざ個人輸入してタティスが普段着けてるヘッドバンドを買うなどしてました。

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14年契約だし移籍もせずサンディエゴのスターとしてプレーし続けるんだろうなと思って純粋な気持ちで買った末路がこの結果だったというわけです。

それで他選手で思い返すと、今回の件を抜きにして一番辛かったとも言えるのが坂口智隆

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誕生日プレゼントとか何かで受注生産だった坂口のプロコレ仕様のユニフォームを買ってもらって、結果その年のオフにオリックスを退団。プロコレ仕様なのでまあまあ高いんですよ。なのに、結局球場では1回も着れませんでした。買ってくれた親でさえ「えぇ…」と呆れてたし、自分も仕方なく部屋のクローゼットに飾っているのを見るたびに辛い気持ちになります。近鉄戦士の生き残りだしそのままオリックス生え抜きで引退するとも思って応援していたんですけどもねぇ…

あとは、ロッテにいたクルーズ。

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ロッテ2年目の夏辺りにタオルを買ったら同年オフに退団しました。ユニフォームは高かったのでタオルを買ったのですが、結果的にこれもほとんど使用できませんでしたね。

ここまでは普通の退団オチが続きましたが、不祥事で言うと巨人にいた河野元貴。確か裸になった動画をインスタにアップして謹慎食らって退団したんですよね。彼に関しても退団する3年前辺りに運良くサインを手に入れる機会があって、もらった当時は一軍で本塁打も打っていた時期だったので「将来の正捕手からサイン貰えちゃった!」なんて思ってました。今思えば、もう片方で選べた和田恋の方が良かったです。(しかもそのサインも家のどこかに行ってしまい行方不明)

あとは巨人で言うと小学生の頃からユニフォームを持ってた高橋由伸(強制引退)、サインを持ってた長野(人的)などでしょうか。こじつければ他にも色々と出てくるとは思うのですが、確実に言えるのはこの辺りかなと。ただ、坂口とクルーズの件が立て続けに起こったのでそれ以降ほとんど選手のグッズはなるべく買わないようにしてるので、最近は起きない、というか起こさないようにしていました。それでも、基本的に移籍・引退系が多かったので14年契約のタティスなら…と思っていたんですけど…今回の件はそうか、そうきたか(武田勝)と思うばかりです。

まあ、タイトルで大袈裟に呪いだなんだと言ってしまいましたが、結局のところ単純に偶然が重なってるだけだろうし、特定の選手を推し始める私のタイミングが悪かったり見る目がなかったりすることが真相なのでしょう。

 

とはいえ、傾向的にはそういう選手を選んでしまっているのも事実。正直言ってももう純粋に応援している選手のグッズは金輪際買いたくないんですが、気の迷いからこう思っていても買ってしまうかもしれないとも思っていたり。次の"ターゲット"は誰になってしまうのでしょうか。

データ系の野球記事に対して思うこと

野球オタクの領域まで行くとどうしても触れがちなのがデータ系の記事。選手の特徴や状態について詳しく知る手段として、最近のトレンドに関する情報収集として、DELTA社や個人のプログについての内容を興味深く捉えています。

 

しかしながら、私はこういった記事を読んでいると、どうしても重箱の隅をつつく小姑のようになってしまうのです。

例えば、直近の試合で打ち込まれてる不調の投手がいて、好調の頃に比べて高めに投げ切れてないデータがあると。それで「〇〇(投手)が打ち込まれてる原因は制球が悪化したからです」って結論付けられていると、じゃあその不調、高めに投げ切れなくなった状態を引き起こしてる"制球悪化の原因"とやらは何だよ!って思うんですよね。

それでいて、大抵そういった"記事で結論付けられている原因"の原因までは言及されてない。これでデータを分析した結論って言えるのか?そもそも結論付けられてなくない?(できないのかもしれないが)って常々思うわけなんですよ。

 

野手だと、今年特に気になったのがDELTA社が開幕直前に出していた西川遥輝選手の記事。

https://full-count.jp/2021/11/17/post1157431/

https://full-count.jp/2021/12/24/post1170465/2/

この2つの記事に共通する内容を要約すれば、「昨季はそれまで高い数字を維持していたBABIPが著しく低下。走塁面はデータ的に衰えてないので、昨季は運が悪かっただけ。BABIPは一定の値に収束する性質があるから、今季例年通りの高BABIPに戻れば打撃面の成績も元通りになるかも」といったこと。

しかし、結局これも何故昨季を通じて不振に陥り、BABIPが低下したのか説明できてないんですよね。「昨季はフライの割合が増加し、運悪く打ち取られたからBABIPが低下した」と結論付けても、データ云々言っておきながら主観で決めてるだけじゃないのって思うんです。それに、BABIP自体は11月17日付の記事でも触れられているように、打球の角度や速度などにも影響されるとも言われています。

(ちなみに、11月17日付の記事では「内野安打率の低下とともに、ライナー性の打球割合が減ってフライの割合が上昇した」といった形で打球角度には言及されているものの、移籍後の12月24日付の記事ではその部分が省かれていて、最新の記事になると根拠が薄くなってしまっているのが不思議ではあるのですが…)

(参考:不思議な指標BABIPの読み取り方、選手の個性を知る、ゴロ、フライ、ライナーとの関連性 - 野球技術向上同好会

このようなBABIPの性質があるならば、打球速度や角度の推移についても触れる必要があるはず。にも関わらず、西川選手の打球速度や角度の具体的な推移や比較に言及せず、"BABIPは一定の数字に収束するもの"、"昨季は運が悪かった"だけで片付けてしまうのはあまりにも安易ではないでしょうか。それに、フライの割合が増えたことに言及するのであれば、「何故急にそれまでの持ち味であったライナー性の打球割合が減って、フライの割合が増えてしまったのか」といったことも触れる必要があるかと思われますが、この原因や背景もはっきりと分からないので、結局今季復活するかどうかは判断できないかと思います。(実際、今年の西川選手の不安定な調子を考えるとやはり運の悪さだけでは判断できないのでは…と感じます)

じゃあ結論付けなきゃいいやってことで、「〜の可能性があります」みたいな感じとなってフワッとした結論にとどまるのも、どうも納得がいかない。まあ個人が趣味でやってるブログなら可能性レベルの話でもギリ許せるかもしれませんが、メディアや有料コンテンツでたかだかこの程度の分析を書き連ねることはどうかと思います。それに可能性云々ならデータが介入していなくてもどうとでも言えますし、結局この手の記事って「調べたけど結局よくわかりませんでした!」系の記事と何ら変わらないのではないかと思うのです。客観的なデータを元に考えたとしても、使い方次第では主観が入り込む結果・結論となってしまう。つまり、他の原因やら"可能性"もあるのではと、一義的に言い切れない・断言できない(のに断言してしまっている)ところが非常に気になってしまうんですよね。

こういう分析を誰にでも起こりうる身近な体の不調で例えるならば、「最近肌荒れとか体がだるく感じることがあって、体調が良かった頃と比較してみたらここ数日便秘気味だった。肌荒れとか体のだるさは便秘が原因だったんですね〜」って言ってる感じ。いやいや、普通ここで終わりますか?って話ですよ。もしかしたら他に原因があって便秘が発生しているのかもしれないし、仮に便秘が原因って分かったのならば、ストレス性のものなのか、生活習慣や水分不足、運動不足、はたまた腹筋力の低下に起因してるのか、そこまで分からないと治そうにも何もできないじゃないですか。

「プレーしてるのは選手であって、お前が野球やってるわけじゃないやんけ」って言われるかもしれないですが、好調ならそうなった原因を維持できるものなのか、不調なら早くその原因を取り除けるものなのかといったところが見てる側としては一番気になるのではないでしょうか。にも関わらず、データで判断して単なるラベル付けをするにとどまるのは、その気になった部分を説明しているとは思えないし、建設的じゃないように感じます。

もちろん、最近の傾向や過去との比較って感じで、単にデータを紹介してるだけのつもりなら別なんですけどね。ただ、これだと締まりがない。このデータで結局何が言いたいのか?と捉えられかねず、誰の目にも止まらないということも考えられます。記事を書いて取り上げる方としては、こういった単純な取り上げ方も難しいんだろうなということも感じるところです。

ここまで色々言ってきましたが、結局野球は数字遊びじゃなくて実際に体を動かして行うスポーツ。データ云々を持ち出しても、最終的にはその辺の個人や分析会社じゃ判断できるものではなく、それこそ筑波大の川村教授や國學院大の神事教授といった動作解析の専門家レベルでようやく真の好不調の原因まで迫れるものと思ってます(メンタル面も含めれば野球経験者の場合もあるかと)。そういったこともあって、データ系の記事を小姑のように見てしまうのかもしれない。ただ、そういった専門家の視点からすれば、直近の傾向やデータというものは非常に有用かもしれませんがね。

エロゲあるある

主人公の父親の名前変わりがち〜


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※本当は正慶(まさよし)らしいので後者の表記が正しい

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https://dlsoft.dmm.co.jp/detail/selen_0010/

全くレビューとかで指摘されてなかったし本筋とは関係ないのも分かるんですけど、こういうことがあるとどうしても気になってしまう。

Tatisの復帰とTDL以降に向けたパドレスの展望

なんか長々と書いてしまいそうなことだったので今回はこっちで。

 

左手舟状骨骨折で開幕から離脱してたFernando Tatis.Jrがようやく打撃練習を開始したらしい。

The Athleticのパドレス担当・Dennis Linさんによるツイートの動画を見る限り、思っていた以上に振れてるなという感想。久しぶりにフォーム見たけどやっぱりカッコいいなぁ。

 

ただ、パドレスの一ファンとしてはTatisに今季中は無理しないでほしいなぁという気持ち。

というのも、The AthleticにDennis Linさんが寄稿した記事によると、今回骨折した舟状骨は治療が遅れれば遅れるほど手術が完璧でも回復が進まなくなる部分らしい。

Tatisの場合は、去年の12月のバイク事故を起こし、その後練習していたものの、2月にスイングをした際に違和感が生じて骨折が発覚、3月に手術といった格好。バイク事故の段階で骨折したかどうかは正確には分からないものの、2月前から骨折していた見解はなされているということで、バイク事故が原因でないにせよ、治療開始までに時間がかかっている状況は明らかと言える。

パドレスは現状ワイルドカード圏内にいるものの、昨季の本塁打王であるTatisの欠いた打線は全体的に見れば開幕から大不振。チーム本塁打数は全30球団中25位の81本、OPSは同23位の.689と、投高打低のペトコパークを本拠地にしていることを考慮しても寂しい数字だ。個々に目を向けても頼りになるのは打率.301、16本、54打点、OPS.881のMachadoくらいで、あとは軒並みOPS7割台前半がスタメンに並ぶ現状。開幕前にNYYから獲得したVoitについても12本、OPS.726とTatisの穴を埋めるほどの活躍は見せられていない。

所属するNL西地区では勝率.667を誇るドジャースが地区優勝に向けて絶好調。パドレスは去年のWS覇者ブレーブスや同地区のジャイアンツなどとの激しいワイルドカード争いを勝ち抜くことがポストシーズン進出に向けて絶対条件になりつつある。これに加えて打線が低調ともなれば、安定した戦いをするべく、早急にTatisが復帰できるならしてほしい状況なのは間違いない。

しかし、前述に挙げた骨折の経緯も考えると、やはりもう少し様子を見る必要があるのではなかろうか。それに今回の骨折を抜きにしても、一昨年の左ハムストリングスの負傷、去年の脱臼含めてとにかく怪我が多い選手。それにまだ契約が13年も残ってる(+全球団トレード拒否権付き)ことも考えたら、今年チームが2年ぶりのポストシーズン進出のチャンスがあるとしてもこの段階からなかなか無理させられないのではないかと思うのだ。

 

とはいえ、Tatisの復帰に目処がつくとなると、トレードデッドラインまでの補強の方向性がつくことにもつながる。現状ではナショナルズのSoto獲得に向けて、カージナルスとともに一歩リードしている状況とのこと。後半戦はTatis復帰+Soto獲得ともなれば、Machado個人軍と化している打線の大幅強化になるのは言うまでもない。また、仮に獲得できなかったとしても、Tatisの復帰が最大の補強と考えて、投手陣の補強に力を注げるのではないか。

意図せずに6人ローテとなってしまっている先発陣は、Musgrove、ダルビッシュ、Manaeaが100イニング以上を消化し、規定投球回に到達。一方で、Gore、Snell、Crevingerは不安定な投球に加えて、イニングを稼げない投球が続いている(SnellとCrevingerは怪我明けということもあるが)。さらにGoreについては、昨日肘の痛みでIL入りしてしまった。

となると、この皺寄せはリリーフ陣に向くことになる。しかしながら、2019年に阪神でプレーし、昨季もブルペンの一角を担っていたJohnsonは肘の炎症で開幕直後にIL入り。同じく昨年まで阪神の守護神で今季からパドレスでプレーするSuarezも膝の故障で離脱中と、リリーフ陣もまた苦しいやりくりが続いている。現状では開幕直前にトレードで獲得したTaylor Rogersが守護神を担い、GarciaやCrismatt、昨年までソフトバンクにいたMartinezの働きが特に目立っている状況だ。

ただ、そのリリーフ陣も今後に向けて不安なところが見受けられる。まずRogersについては、ここまでチーム最多の41試合に登板して28セーブ、セーブ機会はリーグトップの34回をマーク。一方で直近7登板では防御率6.43。直近30登板で見ても、防御率5.40で1勝4敗とポストシーズンを目指すチームのストッパーとしては不安定感が否めない。また、Crismattは直近7登板の防御率が6.75。Martinezは開幕から自身の調子が上がらなかったことに加えて、不甲斐ない投手陣の状態などもあり、先発中継ぎ抑えとフル回転しているが、この使い方でシーズン終盤まで持つかは疑問に感じるところだ(はっきり言って完全にMelvinのおもちゃと化してる)。

Rogersがリーグ最多となるセーブ機会を記録していることからも見て取れるように、今季ここまでのパドレスのリリーフ陣は不安定な打線、先発の苦しい台所事情もあって接戦で終盤をつながなければならない展開で登板を迎えている。今後の状況次第でもこのままリリーフに負担をかける状態が続くことが考えられるだろう。にも関わらず、リリーフでまともなのはかろうじて防御率3.41のGarciaくらい。単に成績を書き連ねるだけでは何故このチームがワイルドカード争いを繰り広げているのかと思うばかりだし、これでNLチーム8位の防御率ということも信じられない。開幕から安定した投球を続けるMusgroveとダルビッシュの奮闘ぶりに感謝し尽くすのみである。

仮にTatisが復帰できそうになければ、打線と投手陣の両睨みで補強を進めなければならなかったはず。あくまで私としては早期の復帰には慎重論であるものの、打線の中核に目処が立つことは、投手重視の補強に舵を切れる、軸足が置けるようになり、今後の編成的に大きなメリットになろうかと思われる。

 

Tatisの復帰が今後トレードデッドライン、そしてチームにどのように影響してくるのだろうか。昨季のように地獄の後半戦を迎えるのか、はたまた今季こそは昨季の反省を活かして粘り強く上位に食らいつけるのか。これからのパドレスの動きは全てTatisにかかっている。

東京競馬場に行ってきた話と当日のレース回顧

どうやら年明け最初のブログらしい。実は色々と下書きを書き溜めたりしてはいるのですが、書き終わってみるとそもそもネタがあんまり面白くなかったり上手く構成できてなかったりすることが多くてボツにしがちです。

そんな当ブログ、徐々にお出かけレポを書くためのものになりつつあります。実際、出かけた時ってネタも豊富だし色んなことが起こって書きやすいからね。

 

というわけで、今回は人生初の生競馬を観に行くべく、東京競馬場に行ってきました。

前から競馬場には行ってみたかったのですが、こんな社会状況やらバイトやらが重なってこれまでなかなか行くができずじまいでした。ただ、最近はバイトはしばらくないしスケジュールにも余裕があったために今しかないということで、指定席の抽選に応募したところ、見事に当選。遂に初めて競馬場に行く運びとなりました。

朝早く家を出て何とか府中本町駅に到着。他にもルートはあるみたいですが、自分はJRを使って行きました。

駅を出てから右手側の人の流れに沿ったところが、東京競馬場へ向かう道でした。フジビューウォークという名前の歩道橋らしく、しっかり囲われているので、某幕張の駅から球場へ向かう道とは大違い。これなら雨の日でも安心だなぁと思いました。歩道橋の中はというと、これまでの名馬たちの写真がずらり。競馬場に向かうところからテンションが上がる空間になっていて、写真撮っても良かったんですけど、なんだか恥ずかしくて撮ってなかったのはちょっと後悔。

 

そうして歩いているといよいよ競馬場の中へ。QRコードを見せて、コミケのようにリストバンドを貰って中に入りました。

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入った瞬間、青空と芝、スタンドの造形美が見事に調和していて、いきなり感動させられました。朝一は本当に雲一つない青空で、日差しも強く、競馬を楽しむのに相応しい天気になってましたね。

指定席は確保していたものの、最初はスタンドで観戦するつもりだったので、1Rが始まるまでとりあえず散策。ターフィーショップ(グッズ売り場)にも入ったりしてました。そうして歩いていると、ちょうどパドックを発見。1Rは相性最悪のダート戦だったのですが、来た記念にということでパドックを見て馬券を買ってみることにしました。

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パドックではエコロドラゴンがまあまあいい感じに見えて、人気も普通くらいだったので、複勝を購入。今までWINSすら行ったことなかったので、マークシートで馬券を買ったことも当然なかったのですが、これでようやく"馬券"を買うことができました。

 

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パドックからスタンドへ向かい、まだそんなに人もいなかったので最前列の方へ。思った以上に芝が近かったとともに、府中名物の長い直線にも驚かされました。真ん中に犬がいたゴール前とか高低差200mの坂とか、映像でしか見たことないところを生で確認しつつ、色々写真を撮っていたのですが、まあとにかく直線が長い。馬はこれをすぐ走りきっちゃうので体感ではそうでもないように感じますが、この直線を行ったり来たりするのはめちゃくちゃキツかったです。しかもこの距離に加えて坂があるんだから、それを登り切っちゃう馬は本当に凄いと思いました。そして、全体的に言えることですが、この長い直線を含めて、競馬場を歩き回るのは引きこもり同然の自分にとってはかなり良い運動になりました。

さて、レースはというと終盤抜け出したエコロドラゴンが最後まで残って3着。相性最悪のダート戦でしたが、パドックだけを頼りにして、なんとか的中できました。

この勢いに乗りたかったものの、続く2Rは見事に撃沈。やっぱりダートは(アカン)

 

そうしてスタンドで競馬を見ているうちに時間的にも腹が減ってくる頃。少し早かったものの、芝のレースになるまで昼飯を調達しつつ中を散策しながら、指定席の方に向かうことにしました。

歩き始めて早々、まず、馬券に夢中になっていて忘れていたWelcomeチャンスとやらのアプリを使った入場者への懸賞をやってみると、C賞が当選。カウンターまで行って、ニット帽と交換してもらいました。

昼飯は何にしようか悩んでいたのですが、競馬というと焼きそばのイメージがあったので買いに行くことに。東京ドームに行った際、後楽園のWINSのそばを通ると、あのなんとも近寄り難い雰囲気の近くで焼きそばがよく売られてたので、なんか競馬というと焼きそばのイメージが元々あったんですよね。そこで、東京競馬場で美味い焼きそばを調べてみると、「福三」という店が美味いとのこと。通常は450円なのですが、散策途中にLINEを使ったアンケートに回答することで入手した、飲食店で使える300円のクーポンを使って、今回は150円で買うことができました。

 

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色々と歩いているうちに、ようやく自分の席に到着。6階はレースが見やすくて良いのかなとも思ったのですが、指定席エリアに辿り着くまでにめっちゃ歩かされて、結構しんどかったです。それに、6階はパドックを見るのにも一番近くて5階のテラスまで出ないといけないことも分かったので、レースが見やすい以外は微妙かもしれないと、ここに来て気付きはじめました。まあ、来てみなかったら分からないことではありましたが。

それで、買った焼きそばはというと、これが結構イケました。ソースが麺によく染み込んでいながらやや辛味も効いてて、とても美味しかったです。写真だと分かりにくいかもしれませんが、かなりボリュームもあり、食べ応えもありました。値段も考えたら、良い選択ができたと思います。指定席はテーブルがあるので、テイクアウトできるものを買ってここで安く済ませるのも良い感じかな。

 

そして、昼飯明けで芝の5Rが開始。ここもパドックからソレントフレイバーとサトノプリエールで悩んで後者にした挙句、またも撃沈。前者なら普通に当たってたのになんてことを…。幸先のいいスタートを切ったにも関わらず、まさかの2連敗で本田未央になりかけてたのは内緒の話。

流石に次は当てないとということで、6Rは無難にロールアップの複勝で馬券購入。ここは見事にルメールが5Rからの2連勝を飾ったために的中できたものの、締切直前にオッズが爆下がりしてて想定よりも少ない雀の涙ほどの払い戻しに。うーんこの。

まあそんなこんなで、初の馬券購入からウキウキして競馬を楽しんでいたところ、思わぬ事態が発生。明るさ最大でスマホを使ってたことと寒さのせい?で、知らないうちにスマホの充電がめっちゃ減ってました。そしてこのツイートもまたフラグになってしまうというね…。

ダートだった7Rはスルー。8Rは前にフォロワーが言ってた「競馬はデムルメ」の言葉が天啓のように降りてきたのと、デムーロが乗るスパングルドスターのパドックが良かった+ルメール連勝中の要素からミアマンテとスパングルドスターのワイドを選択。レースはスパングルドスターが道中押し上げたところから逃げ切ると、ルメールも最後の直線に追い上げてしっかり連対。とりあえず買ってみたデムルメ馬券でしたが見事に的中し、マイナスだった本日収支もプラスに転じることができました。ありがたいなぁ…

と、ここまでは良かったのですが、スマホの充電は刻一刻と減るばかり。東京新聞杯まで持ってくれないとかなり困るので、充電を温存すべく、9,10Rはスルー。

 

そうして迎えた11R直前、6階から1階まで降りてパドックに向いました。ただ、これはGⅢで腐っても重賞ってこともあり、普通にパドックだけじゃなかなか切れない馬ばかりなんですよね。それで結局ギリギリまでパドックを見て、直前のオッズを見ようとしたらスマホが立ち上がらなくなる事態が発生。さらにそれからフォーメーションのマークカード塗ろうと思ったら、見事に馬番号を塗り間違え。もうこうやって焦ってミスる時点で僕の東京新聞杯は既に終わってました。そうして締切時間も徐々に迫ってる中、何を欲張ったのか、結局本命のファインルージュと紐でかなり有力だったアオイクレアトールのダブル複勝にして後者を厚めに賭けるという謎馬券を買ってました。やるなら普通ファインルージュの方だろ…って思うだろうけど、自分もそう思います。(そもそもダブル複勝って何だよってのもある)

それで、レースではまさかのガチガチ決着。自分はアオイクレアトールに注目してたので、知らないうちにイルーシヴパンサーが1位で入線してたという感じ。しかもそのアオイクレアトールはゴール前で揉まれて最後どこ?って有様。嗚呼。

直線で前が空いた時は行けると思ったんですけど…パトロール見たら思いっきり2番に寄せられて走る気力を失ってたというね…

アオイクレアトールは元から相手に入れるくらいには評価してたし、パドックもかなりよく見えてたところ、こればかりは仕方ないのかなと思ってます。それに馬券についてはどう考えてもファインルージュ厚めにしなかった俺が悪い。せめて逆なら何とかなってただけに惜しすぎました。

まあ最後は自ら損をしに行った感じにはなりましたが、デムルメのおかげで帰りの電車賃くらいは稼いで帰ることができました。あれなかったから今日こんな振り返ってなかったかもしれない。

東京新聞杯をもってこの日の競馬は終了。指定席の感想ですが、前述の通り、パドックに行きにくくなるということ。東京新聞杯を除いて、5R以降は指定席に据え付けられているモニターでパドックの様子を確認してました。6階席はレースが見やすい場所だけど、レースとパドックの両方を楽しむとなると大変になるのかなという感じです。


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東京新聞杯終わってからは、ちょっと気になってた競馬博物館の方に足を運びました。府中本町駅の方の真反対にあるので、出てからかなり歩かされました。

ここ、競馬場に入場していればそのまま無料で入れるんですよね。現在はコントレイルに関するエントランス前での展示と競馬ポスター展が行われていました。コントレイルの展示では勝負服やジャパンカップでの写真などがあり、競馬ポスター展ではヒーロー列伝も見れて、ここだけでも行く価値がありました。また、常設コーナーは世界の競馬の様子や日本の競馬の歴史、顕彰馬について取り上げられていました。特に顕彰馬は馬像や成績とともに紹介されており、名馬を振り返ることができてとても見応えがありました。


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(スマホの調子が悪くてピンボケしてます…)


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色々とありましたが、初めて競馬場に行って、目の前で馬が走る姿を見られて今まで以上にレースを楽しむことができました。機会があればまた行きたいなぁ。

 

 

P.S. 外した2つの馬、同じ騎手らしいね。

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